月まで3キロ

子供の日。ウチの犬の話ですがかまいませんか？


以前、一緒に暮らしていたムゥは首の後ろに三日月のマークが入っていたから名前を決める

ときに月から連想されるモノしか浮かばなかった。じゃりんこチエの「小鉄」、月、ムーン、

・・・そしてムゥになりました。

15年と14日で、私たちの元からいなくなりその日はスーパームーンだった。

それから「月」とタイトルの付く本を見つけるとついつい、ムゥがいる場所のお話かのように

買って読んでしまう。「月暦」の本をみつけたとき、ムゥの生まれた日を見てみるとまさかの

スーパームーンの日だった（月からやってきて、月に還ったと思うのが自然の流れですよね？）。

正直、月にムゥはいない！バカげてるって思っている自分はいるのにどこかで信じてるような

よりどころにしているようなフワフワしたモノを今、育てている感じ（最近、そう思えてきた）。

いつか、シワくちゃのおばあちゃんになって自分の本棚が「月」のつくタイトルの本ばかりに

なっていることに気づいた時それが、私とムゥが生きてきた時間なんだなーとかおもうのかな？

とか考えると少し笑える。


2019年春、手強い風邪に見舞われ長い時間を家で過ごしていたときに見つけた本

「月まで3キロ」をamazonでポチリました。タイトルから私が想像した内容とはかけ離れていた

けど、それはそれでとっても良かった。そしてストーリーとは関係なく勝手に泣けてきた。

そこが地球からムゥに1番近い場所なんだと（コレマタ勝手に）思えてきたりして。


やっと風邪も治り、ある計画が思いつく！

そうです、月まで3キロの場所に行くためだけに車を東へ走らせました。

ちゃんとわかっていますよ。その先にムゥはいないコトはちゃーんとわかっています！

近づくにつれ新緑が見事な山里へ、自動販売機1つ見つけられないようなところでした。

こんなにキレイな場所に連れてきてくれたのはやっぱり、ムゥの仕業だと思うくらいはイイかなー。

あと3キロは走らない。



コレを書きながら足元で寝ているクゥも少し登場させておこうー









































2019.5.5