温泉を掘る=20周年
2020年 03月 23日
20周年が無事に終わり23日が過ぎました。
時間が経つほどにいろんな思いと参加してくださった方への感謝のキモチ、
皆様の健康状態に問題が起こらなかったコトで少しづつ終わったんだな、っと実感。
たくさんの方から頂いたメールやお便りにそれぞれのキモチを丁寧に綴ってくれた
文面に、その場にいらした方々と同じ気持ちでいれることに日に日に幸せを感じる
ことができるようになってきました。
そしてリッツ・カールトン大阪のスタッフの皆様の徹底したプロの仕事っぷりも
大変勉強になりました(お客様をお守りいたします感がすごかった)。
ミュージシャンのヒナタカコさん、野上朝生さん、榊原洋子さんの素敵な歌!
っというより、魂がこもった演奏だったような気がしました。
参加された方も同じハードルを越えてココにきたというキモチの一体感。
あの状況では「参加したくても今回はちょっと」となって当たり前でしたから
お迎えするところから心苦しくて複雑なキモチでしたが演奏の瞬間はそれを
忘れるコトができて音楽のパワーってスゴイな!っと改めて思いました。
20年以上前に父親が会社で企画した温泉を掘るという事件がありました。
レジャー業界が不景気の大きな波に飲み込まれていく中で生き残るべくして
巨額の予算を投入して温泉を掘るという計画(普通に考えると大多数が反対意見)。
もちろん社内での立場はいまなら想像できるし、どんな覚悟で決行したかもわかる。
温泉が出なかったら、ウチの家族は路頭に迷うコトは確実だったような気がします。
幸い、温泉は無事に出て浴槽全体が父親のデザインしたラフ案に近いもので仕上がって
とっても開放感のある素敵なお風呂になりました。
ですがお父さんはハゲました。笑!オーナーからはハゲはみっともないからカツラを
作りに行け!と言われたりして、、、可哀そうだった。
今回の20周年でこの温泉事件を思い出して、お父さんのキモチが少しわかった
気がした。決断する怖さ、決断したあとの覚悟になんの後ろ盾もなく心細かったコト。
それでも、carbonにエールを送ってくれた沢山の方がいて、20年続けてこれたのは
この人たちのオカゲなんだっと繋がっているご縁に感謝しかありません!
こんな状況でなければきっとここまでハッキリわからなかったコトだったと思います。
一生忘れるコトのできない大切な時間となりました。
20周年に携わっていただいた沢山の皆様、本当にありがとうございました。
素敵な音楽、美味しいお菓子、キレイになる魔法の時間、届いたきれいなお花たち、
そして、禁止していたはずのみんなからのサプライズ!
主催者としてやや言えない空気もありますが、私個人として言わせて頂きます!
全部まとめて、忘れられないとっても素敵な20周年イベントでした。
リッツ・カールトン大阪のスイートの1室に1時間半で作り上げてくれたショップを、
8HATIで再現し、「旅するcarbon」 ~4/14 16:00 詳細はコチラ←まで
フランスで見つけてきたかわいいモノを中心に、旅の写真と合わせてご覧ください。
土曜、日曜は時間によって在店しております。
2020.3.23
by carbon1999
| 2020-03-23 02:01
| 感謝のきもち。