喫茶マロニエ
2020年 10月 22日

大阪の福島区にあった喫茶「マロニエ」。
子供の頃にめちゃくちゃ通ったこの喫茶店は、母が二十歳の時にオープンしたお店。
マッチ箱の椅子のイラストはデザイナーをしてた友達に描いてもらったそうです(同じことしてる)。
いまもあればイイ感じのレトロな喫茶店だったと思います。床のタイルも可愛かったし、椅子も
オレンジのシートで照明も半円のオレンジだったような気がする。
ルーバー式の建具の中に大きいエアコンが入っていてて、かくれんぼの時はその中がお決まりでした。
コーヒーはサイフォン式でカウンターに取り付けてるガスで火が点くようになっていてその辺りに
手を伸ばすと、めちゃめちゃ怒られてた。
昨日実家で何んとなくの話からこの写真を初めて見て、話には聞いていたけど見るとやっぱり実感が
湧いてきてふーんって感じ。母が結婚して母の姉夫婦が引き継いで営業していたけど、十数年前に閉店。
母は専業主婦をしながらビーズ作家になって、織りビーズで着物のバックなんかを織っては心斎橋の
作家モノを扱うショップで販売してもらっていた(月2くらいペースで心斎橋に連れて行かれてた)。
より道は心斎橋筋にあったプランタンっていう喫茶店のいちごパフェが楽しみで楽しみで。
そのパフェは「この副業はお父さんには内緒やで!」という賄賂的なモノでした。
子供の頃はマロニエが憧れの場所で、漠然としていた夢がcarbonでカタチになったのかなー。
子供の頃はマロニエが憧れの場所で、漠然としていた夢がcarbonでカタチになったのかなー。
今は、店を辞めるという選択をしたかーちゃんはだいぶカッコいいと思える(抗ったらしいけど)。
かーちゃんは店を続けている私をうらやましがってる・・。今、しあわせですか? はい!
2020.10.22
by carbon1999
| 2020-10-22 02:22
| 日々のコト