好きな色の写真
2021年 10月 13日
身の回りにある色んなモノから刺激を受けて、自分が表現するモノが出てくる。
20代で就職した美術館での4年間がなかったら今はないだろうなー。
当時はそれなりに嫌なこともあったし上司とも言い争ったし、大変だった。
でも嫌な記憶って一切なくて、一人一人個性のあるスタッフから沢山の刺激を
もらっていた気がする。大学生のバイトの子たちは夏休みにバラバラの国に
一人旅をしてベルギーの小便小僧の前に何月何日の何時に待ち合わせな!っと
話していて、そんなことできるん?と半信半疑に聞いてて夏休みが明けるのが
待ち遠しかった。ケータイもない時代に、3人の待ち合わせがうまくイケた話を聞いて、
あー海外って一人で行けるもんなんだ!っていう自分基準ができたのかもしれない。
その時の大学生たちは、社会人になってどうなっていくのかも楽しみだったけど、
今でも一人の子は時々、お店に来てくれて長時間ウダウダと話し込んでいます。
クウネル創刊号の表紙の写真を見た時に、「なにかはじまる!」ってワクワクした。
その表紙の写真から大好きになった写真家 高橋ヨーコさんの写真集を手に入れました。
こんなにその人が撮影したものだ!ってわかることに不思議で写真について考える時や、
写真展などにも行くようになった。
何でもいいから、自分の色が出せたらすばらしいなー。そこを目指して生きたい。
写真集を見ながら懐かしい気分になって、美術館時代のコトをセンチに思い出した。
2021.10.13
by carbon1999
| 2021-10-13 03:06
| 感謝のきもち。