夏から冬にかけて依頼されていた仕事が秋にコケてしまい、その間の改装現場の仕事はお断りしたので
一切の予定がポッと空いてしまったこの時間に少しばかしモヤモヤしていて、少しの業務費は出して
いただいたので良いタイミングだしステキな時間に変えちまおう!と、夜中にパソコンをカチャカチャし
はじめてエアチケットを取る緊張感が心地よく、行先は以前から狙っていた予約制の貸し切りカフェを
予約し、レンタカーを取っている間にもぅワクワクしかなくてその時点ですでにリフレッシュできた。
学生最後の夏休みに周った北海道をかなりコンパクトにしたコースをいつかもう一度辿ってみたかった。
それを叶えるタイミングは今しかない!(←完全にこじつけ)
ナビもケータイもない時代に、何ヶ月も前から計画して夏休みに向けて貯めたバイト代を全部はたいて。
行きは新潟からカーフェリーに車を載せて、その新潟までがめちゃくちゃ遠くて朝8:00出航ギリギリに
到着したから、帰りは福井の敦賀までの船便に変更したりして判断と決断を何度も繰り返した旅でした。
当時のチケットがまだ手元にあって新日本海フェリー片道3400円(大人1名)2021年6月大人1万円~に
なっていました。車を載せると3万~4万円みたいです(移住の時はコレだな!)。笑
当時はるるぶ1冊をもって、その中の情報だけで(もちろんインターネットなんてありません!)
行先の計画を立てました。大まかには美瑛、地球岬、帯広ジンギスカン白樺、小樽、美唄、阿寒湖、
オンネトー、登別、帯広アンデルセン(ケーキ屋)と旅のしおりに書いてました。
美瑛で宿泊したペンションはOPEN2年目でした。現在33周年になっていてココは大切な場所。
現在は旅行雑誌にも掲載しない知る人ぞ知る人気のペンションとなり今も愛され続けている宿です。
ダウンフロアのリビングには天体望遠鏡とグランドピアノがあって、一人旅のピアニストの人が
演奏しているのをずーっと聴いてた(チョーヨンピルのバックバンドしてるっていってたな)。
ピアノも天体望遠鏡も、今や私の必需品。このペンションからの影響だったのかもー。
今回は美瑛には行かず、それをコンパクトにしたコースでまずは地球岬へ。
あの時と同じように地球やー!と感じた、遠くに見える厚い雲の下でふっている雨を想像したり。
最初みたときと同じように「あぁ、自分は今、地球にいるんや!」ってゆう子供みたいな感想。
あの時のあの場所がココで、今に繋がってきて生きてるやん!「ありがとー!!」。
長い道のりやったし、なんでこんな遠くまできたんやろ?って悲しいキモチにもなりつつ、
まだまだコレからも続く未来にワクワクしていきたい(生きたい)!
あの頃から今をみたとしたら、なりたかった大人に近い感じでなれてる!(たぶん、、)
普段はなかなかそんなコトを考えないから、そーゆうことを味わえたのはこの旅の大きな収穫。
ケガの功名ってコレのことですか?笑
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クリスマスの彩りとささやかな贈り物にぜひ薔薇を一輪いかがですか?
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